群像作品制作に必要なこと

群像作品を作るにあたって考慮すべきことを僕なりに考えてみました。

群像とは何か?

群像とは、goo辞書では⑴多くの人々の姿。⑵絵画・彫刻で、人物の集合的構成により、集団的な意志や精神状況を表現したもの とあります。

以下に 三つの描かれた群像を紹介します。

L メイジャ アール

① L メイジャ アール画 「雨のシャワーを浴びて」 MPC クリエイティブ色鉛筆より

 

ウィニー ポガニー

② ウイニー ポガニー画 マール社 ペンで描く より

 

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③十字軍の遠征

①はマラソン大会時の急な雨の模様 ②はヴァイキングの戦闘を描いたものです。③は今まさに進軍する十字軍旅団です。

それぞれ、構成する人物の意思統合のレベルが違います。①の各個人は互いに繋がりがなく、マラソンに参加するという目的のみの集団 ②は戦いという目的のために団結しているが乱戦となり、各個人はそれほど統一された集団ではない。 ③は士官と兵卒がおり、いわば一つの生き物のように統率されている。

仮に折り紙で各情景を作る場合、①ではすべての人物に雨が降ってきたことによる感情表現を付ける必要があるように思われます。②では、右側の鳥の翼の兜を着用し、剣を振りかぶっている人物を主役に据え、最も手をかけて作成する必要があり 、③では集団の雰囲気を伝えることが最も重要で、各個人は同レベルの作りこみで良いと思われます。もちろんすべての人物を細かく作りこんでもいいが個性はあまり重要ではない。

つまり 集団の性質が緩いものほど、各個人の性格、ポーズを熟考する必要があり、集団の性質が一つの目的で統率されているものほど個性は重要ではないと思われます。

たとえば、信号待ちをしている人々を作るとするならば、場面を構成する人たちに繋がりはなく、それこそ十人十色の体型、感情やポーズがあり、それぞれに個性が必要と考えます。

僕の作品で言うと、6人の傭兵は②のケースです。隊長のハードシェルのポーズに最も意味があります。穢れし者どもは①と②の間ですね。ROBOTSは③のケースに当たります。各個体に個性はなく、量産型という雰囲気にしてあります。

僕自身の考えですが、①のケースが最も難しいと思います。もし、制作を考えている方がおられるのなら、似た場面の写真などを収集し参考にするのがよいと思います。

 

 

群像作品制作に必要なこと」への2件のフィードバック

  1. 初めてコメントさせていただきます。
    私のようなものが言うのもなんですが、さすがといいますか、とても明快なお話でよくわかりました。
    群像を折るときには参考にさせていただきたいと思います。

    • 善四郎敏直さん コメント並びに過分なるお言葉を頂き、ありがとうございます。
      実は、群像について書いた後、➀~➂に含まれないケースを見つけました。
      また ブログにて報告いたしますので、よろしくお願いいたします。

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