オーク

旅立ちの朝、ガーザンロイは野営地の中を歩いていた。

 

岡の下に広がる荒地を眼下に収めた時、一頭の蝶がひらひらと指にとまった。

 

彼はいとおし気にその蝶を眺め、呟いた。

 

「蝶よ、我と共に行きたいか。すまぬがこれから行く処に汝を連れて行くわけにはいかぬのだ。」

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